2014年6月21日土曜日

沈没事故 オーナーの妻を逮捕


沈没事故 オーナーの妻を逮捕

旅客船セウォル号の沈没事故を起した船会社による横領・背任事件で、仁川地方検察庁の特別捜査チームは21日、逃走を続けている指名手配中の事実上のオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者の妻を横領と背任の疑いで逮捕し、逃走を続ける夫の行方についても厳しく追及することにしています。
逮捕されたのは、指名手配されている兪容疑者の妻のクォン・ユンジャ容疑者です。
これまでの調べによりますと、クォン・ユンジャ容疑者は、2009年8月に夫の兪容疑者が指導者となっている宗教団体の資金10億ウォン、1億円以上を横領し、夫や長男に渡した疑いが持たれているほか、捜査チームでは、クォン容疑者は、夫の逃走にも関与しているものとみて、厳しく追及することにしています。
一方、特別捜査チームは19日夜、兪容疑者の義弟で元チェコ大使の呉甲烈(オ・ガプリョル)容疑者(60)夫婦を、逃亡を助けた疑いで逮捕しています。
呉は2010年から去年6月までチェコ大使を務めていて、韓国駐在の外国大使館に兪容疑者の亡命を打診した際などに、協力していた疑いがもたれています。

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