2014年6月29日日曜日

少女時代 ジェシカ&f(x) クリスタルからサランちゃんまで…リアル家族バラエティが人気の理由は?


写真=CJ E&M、MBC、KBSホームページキャプチャー
最近、OnStyle「ジェシカ&クリスタル」、KBS 2TV「ハッピーサンデー-スーパーマンが帰ってきた」(以下「スーパーマンが帰ってきた」) 、MBC「僕らの日曜の夜-パパ、どこ行くの?」(以下「パパ、どこ行くの?」) など、家族が一緒に出演する“家族リアリティー番組”が視聴者から大きな人気を受けている。

最近OnStyleは、少女時代のジェシカとf(x)のクリスタルを主人公にしたリアリティ番組「ジェシカ&クリスタル」を6月3日から韓国でスタートさせた。KBS 2TVは、韓国で昨年11月から芸能人の父親たちの育児挑戦記である「スーパーマンが帰ってきた」を、父親と共に旅に出るコンセプトのMBC「パパ、どこに行くの?」は、韓国で昨年1月から放送されながら着実に人気を得てきている。

3つの番組いずれも面白さと話題性の二兎を得て、高い人気を維持しながら家族リアリティー番組の成長の可能性を立証している。このように血縁関係で結ばれた家族が、バラエティ番組の主人公として登場する家族リアリティー番組の人気の秘訣は何だろうか。

家族の前で“武装解除”…飾らない姿のオンパレード

ほとんどの人たちは、家族の前では格式を重んじない。血を分けた家族は、相手が自分をどう思って評価するのかについて考えない唯一の対象だ。それゆえに、いかなるリアリティー番組よりもスターの素直な姿を見ることができるのが、家族リアリティー番組の面白さのポイントとして挙げられている。

同い年の友達ユウト君の対して絶えず愛情を求めるサランちゃんを見て、虚しさを感じる秋山成勲(韓国名:チュ・ソンフン)の姿や、妹クリスタルの理想のタイプについて歯切れの良い辛口アドバイスをするジェシカの姿、お互いがそっくりなユン・ミンス&フ親子が髪の毛をボサボサにして寝坊している姿は、彼らが普通の人たちと変わらない家族であることを証明し、視聴者たちの共感を呼んでいる。それだけでなく、このように表れる率直な姿がまた違った面白さを提供し、視聴者をテレビの前に呼び寄せる。

家族だから分かち合える厚い情…共感の極大化

躾する時は厳しく、普段は子供のために惜しみなく献身する親子の関係、よく小競り合いしてすねたりもするが、どの誰よりもお互いの気持ちを思いやる姉妹関係は、視聴者の共感を呼ぶに十分だ。

妻抜きで静かに一人で育児を担当しなければならない双子の父親イ・フィジェが“メンタル崩壊”に陥り、これまで自分の妻が一人で経験していた苦労について申し訳なく思う姿や、自分のサプライズ誕生日パーティーを準備してくれた妹を見てとめどなく涙を流すジェシカの姿は、視聴者の目頭を一緒に熱くさせた。

「ジェシカ&クリスタル」のキム・ジウクチーフプロデューサーは「時には情熱的に互いの面倒をよく見て、一緒に家にいる時には寂寥の念を感じさせるほどに何も話さないジェシカとクリスタルの姿は、華やかな芸能人というより平凡な姉妹の姿だ」と話し、「私たちと全く変わらない日常を送るセレブたちの姿が、視聴者に同質感と妙な楽しみを提供するようだ」と、番組人気の秘訣に対する考えを伝えた。
 記者 : シン・ソウォン

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