2014年6月27日金曜日

「スティール・コールド・ウィンター」ミュンヘン国際映画祭のスポットライト部門に出品“快挙”


写真=映画「スティール・コールド・ウインター」ポスター
韓国で昨年公開されたチェ・ジンソン監督の映画「スティール・コールド・ウインター」(制作:映画社花)が、第32回ミュンヘン国際映画祭に公式招待された。

2013年に公開されたチェ・ドンフン監督の「10人の泥棒たち」に続き、韓国映画がミュンヘン映画祭のスポットライト部門に招待されたのは2度目のことで、世界の話題作と肩を並べる予定だ。

「スティール・コールド・ウィンター」が招待されたスポットライト部門は、世界の映画界が注目している作品を紹介するセクションで、今年は「Mommy」で第67回カンヌ国際映画祭の審査委員賞を受賞したグザヴィエ・ ドラン監督の「Tom at the Farm」、「アメリ」を手がけた巨匠ジャン=ピエール・ジュネ監督の「Playing Dead」など42本の作品が紹介される。

ミュンヘン国際映画祭は「スティール・コールド・ウィンター」の純粋な愛が狂気に満ちた愛に至る魅力的なストーリーと新人チェ・ジンソン監督のスタイリッシュながらも濃密な演出、20代の新しい実力派俳優という賛辞を受けた二人の主演俳優の印象的な熱演を高く評価したと見られる。

ミュンヘン国際映画祭では、ポン・ジュノ監督の「母なる証明」、チェ・ドンフン監督の「10人の泥棒たち」だけでなく、ナ・ホンジン監督の「哀しき獣」、ホン・サンス監督の「次の朝は他人」まで、作品性と大衆性、そして監督特有のカラーも備えた作品が紹介されてきた。

特に今年はチェ・ジンソン監督の「スティール・コールド・ウィンター」とホン・サンス監督の「ソニはご機嫌ななめ」(インタナショナル・インディペンダント部門)の2本が招待され、さらに意義深い。

「スティール・コールド・ウインター」は、心に傷を負っている美しい少女と、彼女を守るためにすべてを捧げる少年の切ない愛を描いた映画だ。短編映画と長編ドキュメンタリーなどの様々な作品で可能性を証明したチェ・ジンソン監督がメガホンを取った。
 記者 : チョ・ジヨン

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