2014年6月20日金曜日

韓国・トルクメニスタン 新経済協力枠組みで合意 

韓国・トルクメニスタン 新経済協力枠組みで合意 

中央アジア3か国を歴訪中の朴槿恵大統領は、20日、最後の訪問先のトルクメニスタンに到着し、ベルディムハメドフ大統領と会談し、両国の新たな経済協力の枠組みを設けることで合意しました。
韓国時間で20日夕方に行われた会談で、朴大統領は、まず、ベルディムハメドフ大統領 に対して、韓国企業が新規エネルギープラントの建設事業などで受注しやすくできるよう、トルクメニスタン政府の支援を求め、両国の新たな経済協力の枠組みを設けることで合意しました。
また今回の首脳会談を契機に、韓国が、トルクメニスタンで生産されるおよそ77億ドル相当の化学製品の販売権を獲得することでも一致しました。
トルクメニスタンは天然ガスの埋蔵量が世界4番目に多く、その開発に向けた大規模なインフラ需要が続いていて、今回の朴槿恵大統領の訪問を機に、韓国企業の進出が増える見通しです。
さらに、首脳会談では、朴槿恵大統領が、永世中立国であるトルクメニスタンに対し、北韓の核問題や韓半島の統一に向けた現状を説明し、協力を求めたということです。
韓国の大統領がトルクメニスタンを訪問したのは今回が初めてです。
朴槿恵大統領は2日間のトルクメニスタン訪問で、6日間にわたる中央アジア3か国の歴訪を終え、21日夜、帰国することになっています。

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