
キムチ伝道師たちがボリビアのウユニ塩湖で出会った地元の人々にキムチを紹介している(写真提供:キムチバス公式フェイスブック)
このキムチバスが、「2014FIFAワールドカップ」が開催されるブラジルをはじめ、ペルー、ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン、チリの南米7か国を8月22日まで巡回する。
各地でキムチを試食し、キムチを使った韓国の多様な料理を体験できるイベントが催される。特に、W杯が開催されるブラジルでは、韓国の試合日程に合わせ、それぞれの試合会場周辺で観覧客にキムチを紹介するイベントを積極的に展開する計画だ。

キムチバス(写真提供:農林畜産食品省)
キムチバスを企画したリュ・シヒョンさんは、「世界の注目が集まるブラジルW杯で、韓国チームを応援するとともに、多くの韓国文化を発信する機会にしたい」と話す。
このプロジェクトは、慶熙大学調理学科出身の若者4人が中心となり、2011年から欧州や米州、日本など30カ国、約140都市を巡り、キムチと韓国の食文化を紹介してきたものだ。

「キムチバス」の前で記念写真を撮る南米の人々(写真提供:農林畜産食品省)
4人のキムチ伝道師は、食事と睡眠を走行するバスの中でしながら、キムチを世界中に発信しようと先頭に立っている。彼らは、韓国から空輸されたキムチや、現地で手に入れた材料でつくったキムチをバスの中に設置されたキムチ冷蔵庫で熟成させ、主要観光地や学校などで出会った地元の人々に試食させている。

南米大陸を訪れた慶熙大学調理学科出身の若者たちは、「キムチバス」に乗って韓国のキムチを紹介している(写真提供:農林畜産食品省)

韓国フードを一口味わおうと南米の人々が列をつくって並んでいる(写真提供:農林畜産食品省)
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