2014年7月2日水曜日

「南漢山城(Namhansanseong)」 世界文化遺産登録決定

国が登録を申請した「南漢山城(Namhansanseong)」がユネスコ世界文化遺産に登録された。 

22日にカタール・ドーハで開かれた第38回世界遺産委員会(World Heritage Committee、6月15~25日)で決定した。

Nanhansanseong_UNESCO_Registration_01.jpg
22일 카타르 도하에서 열린 제38차 세계유산정부간위원회(World Heritage Committee, 6.15.-25.)는 한국의 남한산성을 유네스코 문화유산으로 지정했다. (사진 제공 남한산성문화관광사업단)
22日にカタール・ドーハで開かれた第38回世界遺産委員会(6月15~25日)で、韓国の南漢山城がユネスコ文化遺産に登録された(写真提供:南漢山城文化観光事業団)

世界遺産委員会と国際記念物遺跡会議(ICOMOS、International Council on Monuments and Sites)は、南漢山城が17世紀初頭、非常時の臨時の都として日本と中国の山城建築技術を導入し、西洋式武器に対応するための様々な軍事防衛技術を総合的に集大成していることを高く評価した。

また、西暦7世紀~19世紀の築城技術の各時代における発達段階と武器の変遷がよくわかるとともに、現在も住民が暮らしており、生きた遺産としての価値があると評価した。世界遺産委員会は、南漢山城の周辺地域の開発を適切に統制し、遺産の管理に住民を効果的に参加させるよう勧告した。

Nanhansanseong_UNESCO_Registration_03.jpg

南漢山城は1637年、清との戦争中に国王の仁祖が避難していた場所だ。築城された年代は、それよりもはるかにさかのぼる西暦1世紀頃だ。渓谷や盆地を抱く稜線に沿って積まれた。周囲11.76キロメートル、面積52万8千平方メートルに上る現在の規模と形は、1634年(仁祖2年)の大規模な補修によって形成された。当時、城郭や砦といった軍事施設を大幅に拡充し、非常時の王の臨時の居場所である行宮 73間廊を築いた。都を守る軍事施設であるとともに、役所、市場、居住地のある山城都市の機能を備えていた。 

文化財庁は京幾道など地方自治体と連携し、「南漢山城」の体系的な保存・管理と活用に向けた総合計画を策定・履行する計画だ。今回の「南漢山城」の世界遺産登録決定により、韓国のユネスコ世界遺産は、石窟庵や仏国寺、宗廟(以上1995)、慶州歴史遺跡地区(2000)、済州島の火山島と溶岩洞窟群(2007)、朝鮮王陵(2009)など計11件となった。 

コリアネット ウィ・テックァン記者、ソン・ジエ記者

입성시 왕이 머물던 거처(사진 제공 남한산성문화관광사업단)
入城時に王がとどまった場所(写真提供:南漢山城文化観光事業団)

Nanhansanseong_UNESCO_Registration_05.jpg
남한산성의 오늘날 모습은 서기 17세기 조선시대의 축성형태(사진 위)를 띠고 있지만 일부 성벽은 7세기 조성된 백제성벽(사진 아래)을 그대로 활용했다.(사진 제공 남한산성문화관광사업단)
南漢山城の現在の姿は、西暦17世紀の朝鮮時代の築城様式(写真上)を帯びているが、一部の城壁は7世紀に造成された百済城壁(写真下)がそのまま活用されている(写真提供:南漢山城文化観光事業団)

남한산성 서문(사진 제공 남한산성문화관광사업단)
南漢山城の西門(写真提供:南漢山城文化観光事業団)

위기사태 발생시 왕이 머물며 지휘한 수어장대(사진 제공 남한산성문화관광사업단)
非常時に王が指揮を執った守禦将台(写真提供:南漢山城文化観光事業団)

Nanhansanseong_UNESCO_Registration_09.jpg
22일 카타르 도하에서 열린 제38차 세계유산정부간위원회(World Heritage Committee)에서 남한산성을 설명하는 모습(사진 위). 회의에 참석한 한국대표단(사진 아래). (사진 제공 남한산성문화관광사업단)
22日にカタール・ドーハで開かれた第38回世界遺産委員会で、南漢山城に関する説明が行われている様子(写真上)と会議に出席した韓国代表団(写真下)(写真提供:南漢山城文化観光事業団)

0 件のコメント:

コメントを投稿