2014年7月10日木曜日

EXO レイ&タオ、中国女性歌手の発言に反論「僕は中国人…音楽に国境はない」


写真=TVレポート DB
中国のトップ女性歌手であるラウル・シャン(尚雯婕)がグループEXOを誤解した発言をして、議論が起きている。

8日、中国の芸能メディアによると「尚先生の練習生(尚老板的练习生)」という新人発掘プロジェクトを行っているラウル・シャンは最近、北京で最後の決勝ステージを通して練習生を選抜した後、インタビューでEXOと関連した発言をした。ラウル・シャンはこの場で「韓国や日本のアイドル、EXOのようなチームを作るのか」という質問を受け、「違う。彼らは中国語が出来ない」と答えた。EXOには中国人メンバーがいるにも関わらず、韓国人グループとして線を引いたのだ。

このような発言は中国人メンバーを無視した行動として受け取られ、中国国内のEXOファンの怒りを買った。インターネットではラウル・シャンの発言を巡り、熱い議論が巻き起こった。そんな中、EXOの中国人メンバーたちはSNSを通して自分たちの立場を自ら明かした。

メンバーのレイは8日午後、Weibo(中国版Twitter)に「僕はEXOの中国人メンバーで、中国語が出来る。2人の中国人の兄弟、8人の韓国人の兄弟が一緒に活動している。僕たちは韓国、中国、世界のステージで僕たちのことが好きで、応援してくれる人たちのために歌って公演する。音楽には国境がないと思う。韓国と中国の友情とコミュニケーションの架け橋として僕たちのことが好きな人たち、誰一人がっかりさせたくない。僕たちはがんばっている。ファイト!」という書き込みを通じてEXOと自身のアイデンティティを明かした。

続いて、タオもWeiboに「僕は中国人だ。山東省青島のファン・ズータオ(黄子韬)だ。僕はタオであり、EXOの代わりに話す。EXOは11人で、3人が中国人だ。僕たちは中国語が流暢だ。僕たちの会社が中国にあるわけではないが、国籍は変わらない。僕たちは世界中のファンのために存在する。僕たちはEXOだ」という書き込みを行い、レイと意思を同じくした。

また1982年生まれのシンガーソングライターのラウル・シャンは2006年、新人歌手選抜番組「超級女声」に出場して優勝し、歌手デビューを果たした。昨年は湖南衛星TV「私は歌手だ(我是歌手)」に出演し、再び人々の関心を集め、第2の全盛期を迎えている。

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