2014年7月16日水曜日

TEAM H、インタビュー&メイキング写真公開!




チャン・グンソクと、友人であるサウンドプロデューサーBIG BROTHERの2人からなるユニット「TEAM H」。本日(7/16) 3枚目となるアルバム「Driving to the highway」をリリースした。リリースを記念して、昨日はチャン・グンソクとBIG BROTHERの2人が自ら語ったアルバム全曲紹介を掲載。
そして、本日特別企画第2弾としてアルバム収録曲「Raining on the dance floor」の未公開メイキング写真を特別に公開!さらに、アーティスト「TEAM H」として2人に一歩踏み込んだインタビューをお届けする。

【TEAM H ニューアルバムリリース記念 特別企画】
TEAM H、3rdアルバムリリース記念!未公開メイキング写真を特別公開!
TEAM Hが最新アルバムを全曲紹介!「Driving to the highway」は強いビートからセクシーでホットに遊べる曲まで!
―今回のアルバム「Driving to the highway」はどんな作品ですか?

チャン・グンソク:これまでのアルバムが、ちょっと強めで心拍数が速くなるような、疾走感のある音楽だとしたら、今回のアルバムでは、僕たちの世界観が広がり、様々なジャンルにも挑戦をした。例えば、「Take Me」のような曲は今までとはかなり違った印象を受けると思う。

BIG BROTHER:これまでは音楽を作る時、ステージの上での公演や、僕たち2人が楽しもうと考えて作業をした。しかし、今回は制作初期の段階から聞く方々のことを考えて、聴きやすさに気を遣ったアルバムだ。車で運転しながら聞くか、夏に合う音楽だから楽しく聴いてほしい。

―アルバム「Driving to the highway」の聞きどころ、楽しみにしてほしいところを教えてください。

チャン・グンソク:様々なジャンルを入れてTEAM Hの新しいカラーをお見せするために努力した。そして、もう少し成熟した2人の悪童たちの物語に注目してほしい。


「見せるための音楽から、聞く音楽を追求しようと努力した」

―今回、事前に決めたコンセプトはあるのでしょうか?

BIG BROTHER:グンソクとは事前に、聞いた時にもっとリラックスした印象を与えるアルバムにしようと話し合った。エレクトロニックミュージックだけど、もう少しメロディの要素を入れようと決めたし、最近のトレンドを反映した音楽で作ろうと話した。

―アルバムタイトルの「Driving to the highway」にはどのような意味が込められているのでしょうか?

BIG BROTHER:文字通りドライブしながら聞くのに良いアルバムだ。高速道路を走りながら音楽を楽しんでほしいという願いを込めてアルバムのタイトルを決めた。それが出来ない方々もどこかに旅立つためにドライブを楽しむ想像をすることができたら良いだろう。

―今回で3枚目のアルバムになりますが、1枚目2枚目から何か意識の変化、また、音楽的な変化はありますか?

チャン・グンソク:全体的に見た時にこれまでの成長が土台になっているようだ。1枚目は洗練されていない荒っぽい子供だったとしたら、2枚目では、より洗練されてディープな音楽になったと思う。そして、今回はより成熟して大人になったような感じだ。今までは、前だけを見て「一緒にパーティーをしながら遊ぼう」という感じだとしたら、今回のアルバムからは、後ろを振り返る余裕が生まれて、様々な感情を表現しようと努力した。

BIG BROTHER:さっきの質問でもあったけど、これまでは僕たちが楽しむことができる音楽、ステージにフォーカスを合わせた男くさい強烈な感じだとしたら、今回は聞く音楽を作ったと言うべきかな。見せるための音楽から、聞く音楽を追求しようと努力した。しかし、TEAM Hのカラーや意識自体には変わりはない。


「2人の親密な関係によって生まれた成果物」

―アルバムに先行してリリースするシングル「Take me」は、これまでの楽曲とはガラリと印象を変えていますが、周りの方やファンの方からの反応はいかがですか?

チャン・グンソク:ほとんどの反応が「今までとはかなり違う」「サウンドや音楽の幅が広がって洗練されたようだ」「表現方法に余裕ができた」「これからが気になる音楽だ」という評価だった。

BIG BROTHER:SNSなどの反応を見てみると、多くの方々にこれまでのTEAM Hのカラーとは正反対の印象を受けたと言われるが、もちろん、それは明らかに意図して作業した部分でもある。これまでの機械音的な要素から脱して、リアルな楽器の使用などで、もしかしたら少しクラシックな要素が入ったかもしれないが、そういった要素によって少し気楽なエレクトロニックミュージック、身近なエレクトロニックミュージックに仕上がったと思う。

―曲を作る時はどのような環境で作っていますか? 作業中にイメージするもの、こだわっていること、環境などあれば教えてください。

チャン・グンソク:全体的にはBIG BROTHERが音楽を制作するが、十分議論した上で作業する。チャン・グンソクとしてのソロアルバムもあるので、TEAM Hだけのものを作ろうと努力している。BIG BROTHERと僕は年齢が同じで好きな音楽のジャンルが似ている。毎回アルバムを出すたびに、2人の親密な関係によって生まれた作業の成果物だと思っている。僕たちのメッセージが聞く人に強く伝わってほしいと願っている。

BIG BROTHER:今回のアルバムでは、これまでのTEAM Hの枠組みを破りたかった。だから、音楽をやっている友人の中でも様々なジャンルをやっている友人と共同作業の形式で曲作りを行った。ロックをやっていた友人や、DJをしていた友人などに会って作業した曲がアルバムをより豊かで多様性を持たせることができたようだ。作業方法においては、前と大きく変わったことはなく、ただ曲へのインスピレーションを様々な場所でもらおうと努力した。

―曲を作る時、2人で事前に話し合いはしますか?

BIG BROTHER:2人で会うと、まず様々な話をするが、必ずしも仕事に限ったことではなく、個人的に会ってする話もアルバムを作るのに多くの影響を与えていると思う。お気に入りの音楽について話をするとか、最近こんな音楽を聴いているけど、僕たちもこんなスタイルを試してみるのはどうかな? とか、自由な話をする。お互いが経験したエピソードを話す中で、それを歌詞に反映することもある。


「サブカルチャーだけど、自信を持って表現できるジャンル」


―TEAM H以外でそれぞれ活動がありますが、TEAM Hの活動で得たものがあれば、具体的に教えて下さい。

チャン・グンソク:孤独感がなく、心強い。ステージの上でも一人ではない。信頼できる友人と一緒にステージに立つことがたくさんの力になる。

―アルバムリリースを楽しみにしているファンの皆さんへ一言お願いします。

チャン・グンソク:今回のアルバムを準備しながら、(いつもそうだけど) このアルバムが最後になるかもしれないという切迫した心情で作った。僕たちがやっている音楽はメインジャンルではなく、一方で見ればサブカルチャーだけど、僕たちが自信を持って表現することができるジャンルであり、また、これがTEAM Hのカラーだと思う。最後まで僕たちのカラーを失わないように努力している。ぜひ次のアルバムを出せたら良いだろう。

BIG BROTHER:季節に合った雰囲気で、少し聴きやすいアルバムを作った。アルバム作業が終わって、2人ともそれぞれ満足度の高い作品がリリースできたので、この部分は強調したい。そして、今年の秋にTEAM Hのツアーでもお見せする予定なので、多くの期待をお願いします。

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