2014年7月10日木曜日

「鳴梁」ノ・ミヌ&クォン・ユル&パク・ボゴム、劇に豊かさを添える“若い血”


写真=CJエンターテインメント
鳴梁海戦を描いた映画「鳴梁(ミョンリャン)-渦巻く海」(監督:キム・ハンミン、以下「鳴梁」)の“若い血”クォン・ユル、ノ・ミヌ、パク・ボゴムが劇に豊かさを添える。

「鳴梁」は、1597年である文禄の役6年、たった12隻の船で330隻に達する日本水軍の攻撃に対抗して戦った鳴梁海戦を描いた映画だ。

俳優クォン・ユルは、「鳴梁」で俳優チェ・ミンシクが演じる李舜臣(イ・スンシン)将軍の息子イフェ役に扮して、新しい演技の変化を披露する。皆が敗北を予感する不可能な戦争に乗り出す父親の李舜臣将軍を信じて見守るイフェ役のクォン・ユルは、チェ・ミンシクと呼吸を合わせながらデビュー以来初めて重みがあり、線の太い演技を披露する予定だ。

クォン・ユルは、「学生時代から尊敬してきた俳優のチェ・ミンシク先輩と、父子の間柄で共にするということだけでも光栄だった。偉大な英雄である李舜臣の姿だけでなく、父親としての李舜臣将軍を尊敬し、慕う気持ちで作品に臨んだ」と感想を伝えた。チェ・ミンシクは、「最近の俳優の中で、クォン・ユルのように現場で完全に自分を投げ打って演じる後輩は多くない。作品に情熱的に取り組む姿が記憶に残っている。もう一度作品を共にしたい俳優であることには間違いない」という絶賛を送った。

また、ノ・ミヌは、「鳴梁」で俳優リュ・スンリョンが演じる日本水軍の将軍来島通総(くるしまみちふさ)のそばを守っている狙撃手のハル役を引き受けた。映画の中の涼しくて冷たい視線、迅速な行動力で相手を制圧するハルは、来島通総に劣らない残酷さで全ての人々を震わせた人物である。

ノ・ミヌは、「尊敬する先輩俳優たちと共にできるのなら、どのような役どころでも最善を尽くして臨みたかった。現場で体当たりで熱演するリュ・スンリョン先輩の姿を見ながら、色々なインスピレーションと刺激を受けた」感想を伝えた。

最後にパク・ボゴムは、大将船に搭乗することを自ら望んだスボン役を演じ、斬新な魅力を披露する。特に、敵陣に捕虜として捕らえられている父親の死を目撃することになるスボンの悲しみを濃厚な涙の演技で演じ、新人とは思えない成熟した演技に対する期待感を高めた。

これにキム・ハンミン監督は、「スボン役のパク・ボゴムは、よいエネルギーと力、そして澄んだ眼差しを持っている。勇敢で、不屈の精神を持つスボン役にぴったりだった。これからがさらに期待される俳優」と絶賛した。

「鳴梁」は鳴梁海戦を素材にした最初の作品で、全羅道(チョルラド)光陽(クァンヤン)に超大型の海戦セットを製作し、実際に海の上での撮影を敢行するなどの新しい試みを通じて、従来の韓国映画では見られなかった戦争の見どころとアクションをスクリーンで繰り広げる。韓国で7月30日に封切りされる。

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