2014年7月9日水曜日

沈没事故 増収賄事件の裁判始まる



沈没事故 増収賄事件の裁判始まる
旅客船沈没事故で、沈没したセウォル号の就航をめぐり、船会社の関係者4人が仁川港湾庁や海洋警察庁の元職員ら4人に賄賂を贈ったとして、贈収賄の罪に問われている裁判の初公判が7日、全羅南道(チョンラナムド)木浦(モクポ)にある光州裁判所の支所で始まりました。
この裁判は、旅客船沈没事故に関連して、船会社の清海鎮(チョンヘジン)海運が仁川(インチョン)と済州(チェジュ)を結ぶ航路に、セウォル号を就航させる際、この会社の関係者4人が仁川港湾庁や海洋警察庁の元職員など4人に賄賂を贈ったとして、起訴されているものです。
この裁判の初公判が7日、光州地方裁判所木浦支所で始まり、検察側と弁護人側がそれぞれ主張する争点をまとめて、必要な証拠申請を行ないました。
光州市の光州地方裁判所ですでに始まっている裁判は、船長ら乗員が未必の故意による殺人罪などに問われているのに対し、木浦の裁判では、船会社と海運行政との癒着を裁くもので、一部の被告が金品の授受を否定していて、今後の審理が注目されています。

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