2014年6月8日日曜日

朝鮮戦争時の「英国女王即位」記念横断幕 英国に返還

朝鮮戦争休戦直前の1953年6月2日、京幾道漣川郡の最前線に配置された英国軍砲兵連隊に大型横断幕が掲げられた。 

故国から遠く離れた地でエリザベス女王2世の即位を祝福しようと、砲兵連隊所属の通信兵ドーグ・レイランド(Doug Leyland)氏が自ら制作した横断幕だ。 

彼は故国の女王即位に合わせ、時間を見つけては絵と文字をデザインした横断幕を制作し、京幾道漣川郡三和里の砲兵連隊の幕舎の前に掲げた。 

6.25전쟁에 참전한 영국군 포병연대 소속 통신병 덕 레이랜드 씨가 영국 엘리자베스 2세 여왕의 즉위를 기념해 직접 그린 현수막 앞에 서있다. 현수막에는 “영국 여왕 즉위의 해, 한국에서, 1953년”이라고 적혀있다. (사진제공: 주영한국문화원)
朝鮮戦争に参戦した英国軍砲兵連隊所属の通信兵レイランド氏が、英国女王エリザベス2世の即位を祝福しようと自らデザインした横断幕の前に立っている。横断幕には「英国女王即位の年、韓国で、1953年」と書かれている(写真提供:駐英韓国文化院)

あれから61年後、その横断幕が英国に返還された。 

文化体育観光省は13日、この横断幕を英国政府に寄贈した。英ロンドン・ウールウィッチの王立砲兵連隊博物館で開かれた今回の寄贈セレモニーには、横断幕をデザインしたレイランド氏をはじめ、当時横断幕を掲げた部隊の実務指揮官だったブライアン・パレット将軍や韓国人の元兵士らが出席した。 

영국 런던 울위치에 소재한 왕립포병박물관에 기증된 덕 레이랜드 씨의 영국 여왕 즉위 기념 현수막. (사진제공: 주영한국문화원)
英ロンドン・ウールウィッチの王立砲兵連隊博物館に寄贈されたレイランド氏の英国女王即位記念の横断幕(写真提供:駐英韓国文化院)

同省は、「朝鮮戦争に参戦した英国軍の犠牲と英国民の協力への感謝の気持ちを込め、横断幕を王立砲兵連隊博物館に寄贈することを決めた」と発表した。 

英国は朝鮮戦争で米国に次いで2番目に多い延べ人数約5万6千人を派兵し、そのうち約1千人が戦死した。 

지난 13일 영국 런던 왕립포병박물관에서 진행된 현수막 기증식에서 현수막 제작자 덕 레이랜드(중간) 씨와 참전용사들.
13日に英ロンドンの王立砲兵連隊博物館で開かれた横断幕寄贈式で。横断幕制作者のレイランド氏(中央)と元兵士ら

この横断幕は、朝鮮戦争休戦後にレイランド氏が英国に持ち帰り、その後行方がわからなくなっていた。しかし、あるネットオークション・サイトに昨年出品され、その価値を知る古美術品コレクターのキム・ヨンジュン氏が購入した。キム氏は「良いことに使ってほしい」と寄贈した。 

今回の寄贈式に出席した英国のティモシー・グランヴィル・チャップマン砲兵隊長は、「この横断幕は、遠く離れた地から兵士たちが祖国に送った真の献辞だ。これからはそれを間近で見ることができる」と述べた。 

지난 13일 왕립포병박물관에서 열린 현수막 기증식에서 덕 레이랜드(중간) 씨가 기증된 자신의 현수막 아래서 기념촬영을 가졌다.
13日に王立砲兵連隊博物館で開かれた横断幕寄贈式で、レイランド氏(中央)が寄贈された自身の横断幕の下で記念写真を撮っている

61年前に朝鮮戦争の激戦地に掲げられた横断幕が展示され、王立砲兵連隊博物館の展示室は朝鮮戦争を見直す空間に様変わりした。 

「朝鮮戦争」をテーマにレイランド氏の横断幕に関する映像のほか、朝鮮戦争の惨状や英国軍の活躍を紹介する資料が展示されている。 

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